スポ。

〜ガクセイ スポーツ シンブン〜

「はじめに」でも書きましたが、管理人は大学時代、スポーツ新聞会というところに入っていました。
スポーツ新聞会とは、その名の通りスポーツ新聞を作るところ。
大学によって、体育会と同じ「部」であったり、あえて「サークル」扱いのままだったりと多少の違いはありますが、
活動内容は基本的にどこも同じようなものだと思います。

スポーツを見る。取材をして、写真を撮る。記事を書いて、紙面レイアウトをし、完成した新聞を配る。

他者の手を借りるのはおそらく印刷のときだけで、それ以外のことは基本的に全て自分たちの手で行います。
新聞を作る費用も自分たちで集めてます。収入の大部分を占めるのは、広告。
それに定期購読者の購読料と、学校からのサークル活動支援金、部員から集める部費を足して…
足りるのか?と言われると、うーん。正直、キビシイねって感じ。
そんなわけでよく走り回ってます。取材のために競技場へ。広告を集めに大学付近の商店街や、人によってはOBを頼って広告代理店まで。
実際に新聞を制作する「入稿期間」は印刷所(ホンモノのスポーツ新聞社に印刷をお願いしてます)に通いつめるし、
もちろん学生の本分を忘れちゃならない。授業、レポート、テスト。出席?単位?何のこと?なんてトボケてばかりもいられない。

小学校で作ってた学級新聞じゃないわけで。
本格的なものを作ろうとすればするほど、難しくなる。
難しい。けど、こだわりたい。作るからには最高のものを作りたい。
取材も記事もレイアウトも、何もかも上手くなりたい。
欲求は常に人を前に進ませ、そして同時に苦しめます。
さらに最近はインターネットの普及で、紙面だけでなくHPを作るのが当然の義務のようになりました。
世間一般の「学生新聞」のイメージ(そんなものがあるのかわからないけど)よりは結構大変だったりするんです。

でも、お仕着せじゃなくて、自分の意思で入ると決めたところだから、やるしかないんだよね。
そこらへんはスポーツと一緒かもしれません。まぁスポーツに限ったことじゃないけど。

ある人がこう言いました。「私たちは一見文化系に見えて、実は限りなく体育会に近いサークルだ」と。
この言葉がある意味全てです。





前置きが長くなってしまいましたが、ここでは管理人がサークルでの思い出を語っていきます。
取材の思い出、新聞作りでの失敗、同期や先輩後輩、他大の仲間たちとのこと…
紙面には載ることのなかったこぼれ話を書いていけたらと思います。

※ちなみに「スポ」とは、スポーツ新聞会及びそこに所属する人々の略称です。
 大学によって「○○スポ」とか「○○スポさん」と言ったりもします。(○○は大学名の一部)

なお、サークルや大学名、スポの面々や取材対象となった選手たちの実名表記はしません。
関係する諸団体及び人物に迷惑をかけないための配慮とご理解下さい。
また、ここで出てくるエピソードは全て、管理人が在籍していた当時のものであり、現在とは状況が異なる場合もあります。



スポ。コンテンツ目次
出会い〜スポと私と仲間たち〜 スポに入るまでの紆余曲折?や、仲間たちと初めて会った時のことなど
スタート〜初めてスコアブックを買った日〜 祝・入部!?そして運命の担当班決定…
夏が来た!〜ニッポンの夏、スコバイの夏〜 スポ的夏の風物詩・スコバイ体験記
若葉の頃〜夏を過ぎて初めての秋へ〜 夏合宿でFUJIYAMAに乗る。秋、初めての野球取材に記事執筆。
一歩前へ〜任されるということ〜 初めての“紙面を作る”作業。やがて役職につき、2年生として迎える新しい春。
取材こぼれバナシ 紙面には載ることのなかった、こぼれっぱなしの取材日記(^^;





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