8月27日(水) 遠征4日目 くもりのち晴れ

本日も都市対抗観戦。今日は大学時代から仲良しだったYちゃんと一緒。
前夜、メールで「9時半ちょっと前くらいに集合!」と意気込んだのだが、すいません普通に遅刻だ(汗)
電車で移動中に「ちょっと遅れそう、先に入ってて」とメール送ったら、なんとYちゃんも
「私も遅れそう…」とのこと。奇遇ですね!(←いやいや、喜ぶとこじゃないから)
どうやら私の方が数分先に駅に着く模様。
TDKの応援受付へ向かい、うちわと選手名鑑を2部頂いてから球場内へ。

ネット裏、少し三塁寄り(昨日より前の方)に座ってボーっと練習を眺めていたら、Yちゃんがやってきた。
「久しぶり〜!」3月末に会って以来かな。さっそくもらっておいたTDKグッズを渡す。
第1試合はTDK−新日本石油。本日の観戦目的であるTDKが登場♪







試合開始直後のスコアボード。
スタメン見えづらくてゴメンナサイ。



今日はTDKの佐藤直人選手を特に応援しようと思ってやって来た。
相手の新日石には日産自動車から補強で出ている選手たちも何人かいる。
日産をすごく応援してるYちゃん、そしてさりげなく日産の吉浦くんが好きな私。
とっても心苦しいのだけど…でもやっぱり
本日は直人モードで行かせてもらいます。
だって、なんだかんだで彼のユニホーム姿見るの4年ぶり(!)なんだよー。




TDK・佐藤直人。
今日は写真も「直人モード」で(笑)
ネクストバッターズサークルにて構える姿。






守備につくTDKナイン。
奥に小さ〜く写ってるライトが直人氏。



試合は1回裏、新日石が先頭の吉浦の四球を足がかりに軽部の投ゴロ内野安打で1点先制。
TDKは3回、二死走者なしから同点に追いつく。
続く4回、TDKは先頭の二番鈴木がセンター前ヒットで出塁。佐藤茂のバントは失敗するが、四番佐々木弥がセンター前でつなぐ。
一死一、二塁で五番川本。打球は一、二塁間を破るタイムリーヒットとなり、二塁走者が生還。
なおも一死一、三塁で六番佐藤直。
フルカウントから強い打球が放たれるも、ボールは三塁手のグラブへ。サードライナーでゲッツー。ああ、惜しい!
しかしこの回、TDKは2−1と勝ち越した。




4回の第二打席はいい当たりのサードライナー。
バットに当たった瞬間の音からしても、芯はとらえていたと思う。
本当に惜しい当たりだった。
ちなみに手前に写ってる手は売り子のお姉さん…(^^;



試合が落ち着いてきたかと思った6回裏、新日石が反撃を開始する。
二死二塁と攻めたところで、TDKは先発の野田が降板。代わってマウンドに登ったのは仁部。
三番岩本の打球は左中間へ!タイムリースリーベースとなり、新日石が2−2の同点に追いついた。
さらに二死三塁と逆転のチャンスで四番軽部。しかしここは仁部が踏ん張り、二ゴロでチェンジ。

追いついた新日石はさらに7回裏、今度は勝ち越しのチャンスをつかむ。
先頭の池田克がセンターオーバーのツーベースで出塁。続く水上のバントはピッチャー前へ。
仁部が三塁へ送球するが、三塁手が落としてしまいオールセーフ。無死一、三塁。
ここでTDKは仁部をあきらめ吉田へスイッチ。
しかしこの継投も実らず、七番原がセンター前へはじき返し勝ち越し。
なお一死満塁と攻め、打順はトップに戻る。吉浦がライト前へ運んでもう1点追加。
さらに二番高松がセンターへ犠飛を放ち、この回3点目を奪って5−2。
終盤へきて新日石が突き放しにかかった。

8回表のTDKは二死からランナーを二塁まで進めるが無得点に終わる。
その裏、新日石は池田克が死球で出塁するが、続く代打村上が併殺に打ち取られこちらも無得点。
試合はいよいよ最終回へ。



9回表、TDK最後の攻撃。
先頭の四番佐々木弥、サードライナーで1アウト。
五番川本はライトフライで2アウト。あっという間に追い詰められた。
そして、六番佐藤直のところで、監督がベンチから出てきた。
「あ…」代打が告げられる。
代打岡崎。打球は勢いなくセカンドへ転がった。ファーストへボールが送られ、3アウト。試合終了。
5−2。3年ぶり8回目の出場のTDK、今年も初戦突破はならなかった。




4年ぶりにユニホーム姿を見た。
大学時代とはまたイメージが違う、背番号1の背中。
もう少し長く見ていたかったけど…
また今度もこの姿が見られることを願って。



第2試合はNTT信越硬式野球クラブ−日本新薬。
NTT信越クラブのナインがグラウンドに入ってきたとき、まず鮮やかなブルーのユニホームが目についた。
NTTは、数年前のグループ再編により企業チームとして支援されるのが東日本・西日本の2つだけになった。
この信越もクラブチームとなり、選手の勤務先は15ヶ所に分かれている。
各選手は、それぞれの所属企業名をユニホームの左袖に付けてプレーしたそうだ。

NTT信越クラブの試合を見るのは初めて。どんな選手がいるのかも全く知らない。
現在のキャプテンが、松商学園で91年に甲子園出場した辻選手であることだけ、Yちゃんから聞いた。
ガイドブックの名鑑を見ると、時々ぽつんぽつんと見たことのある名前が載っている。
プロ経験のある人、甲子園で活躍している姿を見た人、大学野球で名前を知った人…
「あの人、今ここで野球をやってるのか!」そんな「!」があるから、社会人野球は面白い。

試合は初回、日本新薬が四番藤谷のタイムリーツーベースで1点を先制。
さらに2回はエラーで出塁したランナーを三塁へ進めて、八番松下の犠飛で2点目。
信越が3回に平出のタイムリーで1点を返すが、その後も新薬がじわじわと追加点を挙げ、7回を終えて4−1。
しかし8回、信越がパワーを爆発させる。

8回表、信越の攻撃。先頭の野村が左中間へスリーベースを放ちいきなり無死三塁のチャンス。
続く辻は四球で一、三塁。新薬のピッチャーは先発木村から田中へ。
八番玉野のタイムリーでまず1点を返し、4−2。九番半田が送りバントを決め、一死二、三塁。
一番平出は三振に倒れるが、二番須藤の代打・小林が一、二塁間を破り二者が生還!
終盤に信越が同点に追いついた。

同点になり一番面白くなってきた場面なのだが、用事があったためここで退出。
試合は9回裏、一死二塁から九番保田のレフト前ヒットで日本新薬がサヨナラ勝ちを収めた、らしい。

夕方〜夜は友達と会う約束をしている。
ドームでは普通の状態を保っていたけど、これから徐々に壊れ始める…?
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翌日は大学野球のオープン戦を観戦。8月28日へ



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