本日のSIDE-Bは、今日会った友人たちとの出会いからこれまでのことを中心に話します。
かなり私信も入っちゃってますが…
1.せつないと一緒 |
せつないは、野球班で一緒だった後輩。が、実はスポに入ってきた当時のせつないは野球に疎い女の子だった。 本人曰く、「最初の頃はレフトとライトの区別もつかなかった」とか。 元来の野球狂も多く、女の子でも最初から野球班入りを熱望してくる子もいる。そんなスポの中においては割と珍しい存在だ。 だが、そんな彼女も試合を沢山見ていくうちに次第に野球の面白さに目覚めていった。 取材を担当していた選手が社会人野球に進んだのをきっかけに、去年は一緒に都市対抗も見に行った。 それが、せつないにとって初めての社会人野球観戦。 「面白かったかな、それともつまんなかったかな」連れて行った側としては、感想を聞くのが結構ドキドキものだった。 今年の夏が来る前、せつないが「またドームに連れて行ってください」と言った。ちょっと嬉しかった。 こうして、ひそかに社会人野球ファンがまた一人増えたのだ。 今日の観戦中、試合の合間にふと、ずっと気になっていた疑問を彼女にぶつけてみた。 「そういえばさ、せつないはどうして野球班に入ろうと思ったの?」 「ん〜…あの頃は特別野球を好きでも詳しくもなかったし、ただお兄ちゃんが野球やってたから、その影響はあったかな。 ほんとにこだわりとかなくて、何となくって感じだったんですけどね」 巡り合わせとか、偶然の不思議ってあるもんだよね。 運命の歯車がちょっと狂っていたら、今私とせつないがこうして並んで野球を見るなんてこともなかったかもしれない。 今回、せつないが言った中で印象に残ったのが「自分なりの(野球の)楽しみ方がわかってきたかな?」って言葉。 それってすごくいいことだと思う。 特定の選手を応援する。球場の雰囲気を楽しむ。期待の若手を発掘する… 人それぞれの野球の楽しみ方がある。せつないが楽しいと思ったものが、せつないにとっての野球なんだよ。 来年の夏もまた、一緒にドームに行こう。あ、でもその前に秋があるか(笑) |
2.ダブル卑弥呼パワー |
あれは、私が大学1年の春のこと。楽しみにしていた野球の試合の日、天気予報が「雨」だった。 大学的にも一大イベントとされている、リーグ最終戦。初めてなので本当に楽しみにしていた一戦だったのだ。 「雨なんてイヤだ〜!!」試合前夜、必死で自分なりのおまじないというかジンクスを試してみた。 翌朝。気象予報士も真っ青になるほどの快晴。ジンクスは効いて効きまくって、そして効きすぎた。 どうせ雨だろうと思って日焼け止めを塗らずに出かけたため、鼻の頭が日焼けして真っ赤。悲惨すぎて笑えないくらいに焼けた。 さらにその年の夏。初めて自分の大学のオープン戦を見に行くことになった日も、前日まで雨の予報だった。 「初のオープン戦観戦なんだ、見せてくれよ〜!」前の晩、私はてるてる坊主を作って“晴れ乞い”をした。 翌日、オープン戦はつつがなく行われた。またしても予報を覆したのだ。 これらのエピソードのために、私は同期Fから「お前、実は本気で家で加持祈祷してるだろ」と言われ「卑弥呼」と命名?された。 それから2年後。新入生で、投手の番記者を希望する女の子が野球班に入ってきた。 私とその子は、偶然にも初めて取材した選手が同じで、しかも私が投手の番記者だったため話が合い、いつの間にか仲良くなっていた。 彼女は私の暴言もけらけら笑って流せるタイプで、例の卑弥呼伝説も面白がって聞いていた。 私が引退したとき、彼女に「来季からはこの席で見ろ」と(むしろ命令形で)二階席の「ピッチャー番記者指定席」を引き継いだ。 「あんたが2代目卑弥呼だ、後は任せた!」と。それが、後輩の卑弥呼のハンドルネームの由来。 その後、半分冗談で私手作りのてるてる坊主をあげた。私が1年の夏に作ったてるてる坊主とお揃いのもの。 卑弥呼は喜んで「何かあったらこの子にお願いします」と言った。 翌年のシーズン、卑弥呼は観戦予定の日に降水確率90%という予報を覆してしまった。あのてるてる坊主、本気で効くらしい。 そんな歴史を生み出しながら、今日は久々に卑弥呼1号と2号が再会する日。しかも神宮にて。 この日、降水確率60%をはね返したのはまぎれもなく卑弥呼パワーだったと思ってる。しかも2人揃ったからパワーも2倍だったのだ。 現役時代、ともに投手担当だった私たち。担当だった選手は2人とも上で野球を続けている。 彼らの投げる試合を一緒に見に行くのが、私たちの今後のひそかな目標であり、楽しみでもある。 |
3.言いたいことはわかってるのさ |
昨日今日と2日連続で付き合ってくれたT。しかも今日はカープ戦じゃないのにわざわざ出てきてくれて。 天気が持ってよかった。アメチュウだったらきっとまたベローチェでお茶してたんだろうね(笑) 人の心の動きに敏感で心配性なTと、呆れるほど楽天家で大ざっぱな私。 似てないようでどこか似てる2人。言いたいことを言わなくてもわかる瞬間がある。 ま、その域に到達するまでずいぶん夜中の長電話を繰り返したけど(笑) 今日付き合ってくれたのも、Tが昨夜、私の考えていたことを察知してくれたからじゃないかと思う。 「言いたいことはわかってるのさ」って、なんかちょっといいよね。ツーカーってやつ? 試合見てるとき、Tが何気なく言った一言がすごく印象に残った。 T自身が覚えてるかわからないし、ここではあえて書かないけど、嬉しかった。 今回Tがそうしてくれたように、今度は私がTの気持ちをわかって、彼女が喜ぶようなことをできたらいいなと思った。 鶴の恩返しじゃないけどさ。 でも、帰りに別れてしばらくしてから「なんかカヨにジェラシー」ってメール送ってくるのはやめて(笑) 偶然とはいえ、まさか私がこんな形でジェラシーの炎燃やされる日が来るとは… 2日続けて会ったけど、やっぱり最後別れるときは話し足りない気がした。ということで続きは秋に、ね。 |
4.雰囲気のいい店にて |
神宮での観戦後、今度は後輩AとIと3人で食事。Iとは3月、Aとは5月以来の再会。 実はこの3人で集まるのはすごく珍しい。なんなら初めてかも?AとI同士も意外と会ってなかったらしい。 駅を出てすぐの居酒屋に入る。靴箱で靴を脱いで上がるとき、段差で思いっきりつまづいた私。恥ずかしい… 店内の雰囲気がいい感じ。間接照明よし、こぢんまりと区切られて個室風になったスペースよし。 「ここ雰囲気いいね〜」「使える…(何に?笑)」 最初に何頼んだっけな。Iがコロナビールとか頼んでる横で、私はファジーネーブルだった気が。ヘタレですか?いやいや。 まずは久々の再会に「かんぱ〜い!」 牛タン頼みました。ウマーでした。(←日頃肉を食べてない子のようだ) 食べながらお互いの最近の話をまったり語る。Iが「愚痴っぽくなってすいません…」と言うけど、気にしないで。 私じゃ大した相談相手にならないと思うけど、それでよければ嬉しい話も悲しい話も、何でも聞くからさ。 料理を追加注文するとき、Aが「あ、そういえばここ、唐揚げがすごいんですよ!」と言う。すごいって、どんな? 「もう、とにかくでっかいの!」ほほう。聞きながら、今ひとつ想像がつかない私とI。 オーダー取りに来た店員さんに「どれくらいの大きさなんですか?」と聞いてみる。 「え〜っと、そうですね…」店員さんも説明しづらいらしい。言葉に窮するほどの大きさなのか。 とりあえず頼んどけ!と、その「若鶏の唐揚げ○○風」(○○は店名)を注文。(これでどこのお店かわかった人もいるかな?) Iは最初「明日もあるし、お酒は控えめに…」と言っていたが、後に「じゃ、もう1杯…」となっていた(笑) Aはすすめなくても飲むと思うので(笑) 私?ここ数日睡眠不足で、飲んだら確実に眠る自信がある…よって自重気味に2杯くらい。つまんねー奴と言わないで。 そうこうしてるうちに、先ほど頼んだ料理がやってきた。 「…唐揚げ、でかっ!」 噂の唐揚げは、本当に大きかった。ていうかこれ、本当に唐揚げですか?ってくらい。それが一皿に5個も! 見ただけでお腹いっぱいになりそう。実際1個でギブアップした私。 Iはマイペースに「すいませ〜ん、これ切り分けたいのでナイフ貸してもらえますか〜?」とナイフ持ってきてもらって食べていた。 私はサラダをつまみつつ唐揚げと最後まで格闘(笑)頑張ったけど1個が限度でした…3人で5個はちょっと厳しかったかな。 気付けばあっという間に23時半くらいになっていて(集まったのが9時半だから仕方ないか)お開きに。 私は今夜と29日の夜、Aの家に泊めてもらうことになっている。 会計を済ませて帰り際、「今度はTも呼ぼうか」ということに。ここでのTというのは、AやIと同学年、つまり私にとっては後輩。 29日、金曜の夜にTも誘って、もう一度食事でもということになった。 Iは金曜は予定がどうなるかわからないということで今日会ったのだが 「え…私も金曜行きたいな」と嬉しいこと言ってくれて(笑)、今度はTも誘って4人で集まることに♪ 3日後の再会を約束して、駅でIと別れ、私とAは地下鉄に乗った。 |
5.ピンクの扇風機 |
Aの家には何だかんだでよく行っている気がする。道も覚えてしまい、今では駅から一人で行ける(笑) 駅近くのストアでお茶を買って帰宅。久しぶりのAの部屋♪ さっき居酒屋にいるとき、何度かウチの母が携帯に電話をかけてきてたのに気付き、こちらからかけ直す。 用件を済ませて母が一言「今日プロ野球見に行ってたんだっけ?さっきニュースでやってたよ、ヤクルト勝ってたね」 …!しまったぁ、夜のスポーツニュース見逃した〜〜!快勝だったし見たかった(特に試合後のアイーンが)! すぐにTVつけてみたけど、もうどの局も終わってた。あきらめて世界陸上の織田裕二を見る。(←何か間違ってる) お風呂に入って、いろいろとしゃべってるうちに時間は過ぎる。 なんだかんだ語ってるうちに3時になっていた。さすがに寝なきゃ… Aの部屋には、私の家にあるのと同じ、ピンク色の小型扇風機があった。「あ、お揃い♪」 が、Aのはウチのより豪華バージョンで、スイッチのところがピンク色に光る!ワーオ、ゴージャス!(?) 翌朝は7時過ぎに目が覚めた。 まだ寝てるAを起こさないよう静かにゴソゴソ始動。 しばらくして起きたAに開口一番「ちょっと新聞買ってくるわ」と言ってコンビニへ。 コンビニでスポーツ新聞とパンを購入。スポーツ紙は昨日の「アイーン」を見るため(笑) 朝食用においしそうなパンを選んで買って帰り「朝食の時間でーす♪」とAに渡す。 Aの好意に甘えて、荷物と買ってきた新聞は部屋に置いてもらうことに。 ありがとうA、3日後またお世話になるね(笑)ってことで本日(27日)もドームへ行って参ります☆ |