昨夜寝たのは確か4時過ぎ。で、今朝は6時半頃に目が覚めた。 外の雨風の音がすごかったのと、今日のことが気がかりだったから。 一度目が覚めてしまうと寝つけず、携帯で天気予報の確認。 千葉県北西部の今日の天気は昨日までの「雨のち晴れ」から「くもり」になっている。 ただし、台風の影響で風は強そう。…マリンは元から風が強いというのに、どうなるんだ…。 今日は花火ナイター(夏休み中のホームゲーム時に開催)の最終日でもある。 花火見たいよぅ。そして何より試合が見たいよぅ。卑弥呼パワーカモォォン! 朝になり雨は上がった。やがて陽も照り始め、台風一過で暑くなりそうな予感がした。 11時半前にやじまんちゃんと渋谷で待ち合わせし、それからお昼ご飯を食べに移動。 彼女が途中で買ってきた「大学野球」を見せてもらう。そうか、もうすぐ大学野球も開幕だなぁ。 来年から大学選手権がドームと神宮の併用になるかもという話についても熱く論議。 「神宮じゃなきゃ選手権じゃない!」「見たい試合のために信濃町〜水道橋とハシゴしないといけないじゃん!」 3人の意見はそんなところで一致。 ちなみに「ファンのこと考えるなら、むしろ11月の神宮大会をドームでやってくれ!」と言ったのは私です(笑) いやだってあの時期寒いし…ドームなら快適観戦できるかも…まぁそれじゃ「神宮大会」じゃないんだけど。 何はともあれ、大学野球の聖地はやっぱり神宮。これはずっと変わらずにいて欲しいな。 アマ野球のこととか色々、ひとしきり語って、やじまんちゃんと別れた。 思えば、彼女と初めて会ったのは1年前の夏。懐かしいな〜。新宿でTDKうちわ持って待ち合わせたっけ。 彼女と話すたびに、「頑張ってるなぁ」とつくづく感心…いやむしろ年下だけど尊敬…してしまう。 自分が彼女と同じ年の頃、彼女ほど充実した日々を過ごしてなかったよ(苦笑)お気楽極楽にのほーんポケーッとしてました。 これだけ精力的に、かつ持続的に何かをやれるそのパワーは本当に見習いたいと思う。 と、本人不在のこんなところで褒めていてごめんね(笑) さて、私も渋谷から海浜幕張へ向かおう。 食事をした店を出て駅へ向かうと、ジリジリと痛いほどの日差しが照りつけてくる。ここ数日涼しかったけど、また夏が戻ってきた。 |
渋谷→半蔵門線で永田町→有楽町線で新木場→京葉線で海浜幕張。 有楽町線に揺られながら、携帯のメールを読み返す。 千葉マリンに詳しいある人に、今日試合は行われそうかを尋ねてみた。 返事は「雨はやんでいるのでやると思うけど、風の強さが心配」とのこと。 渋谷ではだいぶ風も収まっていたけど、何しろあちらは海のすぐ近く。過去に強風で試合が中止になったこともある球場だ。 地下鉄が地上へ出た。新木場到着。窓の外を見る限り穏やかな天気だけど、海浜幕張はどうだかわからないしなー…。 京葉線に乗り換え。 時間的に次の快速を待つのとあまり変わらなそうだったので、海浜幕張止まりの各駅停車に乗っていくことにした。 はじめての海浜幕張、そしてマリンスタジアム。 電車の窓からは海が見える。 海なんて別に珍しい風景でもないのに、マリンに近づいているんだと思うと何だか安らぐ。 海浜幕張まで、あとちょっと。 電車がホームに近づくと、窓の外をキョロキョロ見てしまう。 高いビルが天に向かってスーッと立ち並ぶ幕張新都心。昔、近くまでは来たことあったんだけど、降りるのは初めて。 改札から南口へ出ると「花の都 ちば」のモニュメント。マリーンズの文字と、球団マスコットのマーくん・リーンちゃん付き。 本当に海浜幕張に着いたんだ〜。 まず目の前にあるプレナ幕張へ向かう。噂の?バレンタイン神社を見てから、マリーンズ・ボールパークへ。 応援グッズや雑貨、レプリカユニホーム…沢山の野球グッズに囲まれてると嬉しくなってくる。 プレナを出て、本日泊まる宿へ。 歩くこと数分で某幕張Pホテル(←あまり伏せ字になってない)に到着。 本館向かい側にあるホールでは、今日「かもめ会」(県内企業によるマリーンズ後援会)の設立総会が行われていた模様。 ホテル内に入ってまず最初に目に飛び込んできたのは「歓迎 西武ライオンズ御一行様」の文字。 …しまった、同宿なのか。というかマリンに一番近い宿だしプリンスは西武の系列だから泊まるのも当然か。 宿を手配したときはもちろん、今ここに来るまで全然気付かなかった。 チェックインして部屋に荷物を置き、窓の外を眺めてみる。海と高層ビルを同時に楽しめる、噂どおりのいい眺め。 さて、そろそろ球場に向かうか。 夕方でまだ日差しが残っているから、用心して日焼け止めを塗り直してから出発。 幕プリを出て歩道橋を渡ると、マリンスタジアムが見えた。近づいて行くにつれて、球場内の音楽も聞こえてくる。 走り出したい衝動をなんとか抑えて(笑)早歩きで歩を進める。 |
![]() 千葉マリンに着いたどー! |
初めてのマリンは、まず「大きい!」という印象。建物の作りのせいかな。 今日は夏休み最終日。内野自由席の一階一塁側はもうほとんど埋まっている。二階席に席を見つけて腰を下ろした。 今日に限り、中学生以下は内野自由席無料らしい。二階席にもグラブを持った子供が多かった。 それから、ボビーシートではビール飲み放題の企画も。そのせいか、三塁側内野も結構入ってたよ。 神宮で観戦するときはサンドイッチなどの軽食で済ませている私だけど、今回は球場グルメを楽しもうと思ってやってきた。 何を食べようかな〜♪ 少し迷った(メニュー選びと売り場の場所ともども)末に、これまた噂のバレンタイン弁当を購入。 受け取るとき、売り場のお兄さんがなぜかとっても丁寧に渡してくれた(笑) おいしいと評判のモツ煮込みやマザー牧場のソフトクリームなど、食べてみたいものは他にもあったけど、それは次回に。 バレンタイン弁当は、マリーンズ恒例?の選手キャラクター弁当の2004年版。 そう、「弁当の呪い」があると噂のアレ。 過去に伊良部、河本&成本のWストッパー、フランコ、ジョニー、石井浩郎、小坂…と数々の選手たちがその餌食?となり、 昨年はついに新作を計画途中の2月にローズが帰国…(もうずいぶん昔のことのように思えるけど)。 それでも懲りずに続くこの企画、今年はズバリ監督と主力選手たちがテーマ。大丈夫かいな…。 「弁当の呪い」以上に気になっていたのがその中身。 おかずには選手たちの出身地の特産品などを盛り込んでいるんだけど、主食のご飯が ボビーにちなんで、チョコをイメージしたココア風味の特製ピラフ。こ、ココア味ですと!? 春先にそれを知ってからずっと気になっていた代物。 かつて「新商品マニア」とまで呼ばれた女ですもの、こんな面白そうなものはチャレンジしなきゃでしょ♪ というわけで、バレンタイン弁当、いただきます☆ まずは問題のココアピラフから。ドキドキしながら最初の一口。もぐもぐ…。 ・・・・・ …普通のピラフの味。ココアらしさは特に感じず。ホントに拍子抜けするほど、普通においしく食べられるよ。 |
![]() バレンタイン弁当、外観はこんな感じ。 青い紙はカードになっていて、裏面にボビーの写真とメッセージが。 調べたところ、このカードにもどうやらいくつかバージョンがあるみたい。 何度も食べて集めろってか!(笑) 私のはこんなバージョン |
![]() これが中身。 左上から順に、福浦の故郷・千葉名産の鰯すり身団子(一番左の黒っぽいの)。 ジョニーの故郷・宮崎の名産、地鶏の照り焼き風と色野菜。 ミンチーをもじって、ミンチーの好物メンチカツ、V字形のケチャップ掛け。 中央がボビーにちなんだバレンタインスペシャルピラフ。ココア風味。 左下、イ・スンヨプにちなんだ韓国のナムル3種類。 右下に清水直の故郷・京都の湯葉巻きすり身蒸し& 小坂の故郷・宮城の名産、笹かまぼこ。 デザートに小林雅の故郷・山梨のぶどうゼリー。 ¥1000とまぁ安くはないけど、中身はどのおかずもハズレなしでおいしかった。 量は女性向けにちょうどいい感じかも。 ぶどうゼリーは弾力があったのでこんにゃく入りかな? 私は湯葉巻きすり身蒸しが特に気に入りました。 |
いよいよプレイボール!無事に試合が行われてよかったぁ。晴れて風も程よい強さ。暑くもなく、涼しすぎることもなくちょうどいい気候。 マリーンズの先発は小野。ライオンズはシーズン途中に横浜からトレードで移籍してきた東。 今日のスタメン、マリーンズは四番・ベニーがいないΣ( ̄□ ̄) 右太ももの違和感らしい。うわぁぁん、ベニー見たかったよー。 2年目の西岡も、内転筋を痛めているらしくここ数試合スタメン落ちが多い。今日もやはりベンチスタート。 西武の方も、タカヒコくん(G.G.佐藤)はおろか、友亮もスタメンじゃないし…。むー。 1回表、小野は三者凡退に抑える。 その裏、マリーンズは二死から三番・福浦が三遊間を抜けるヒット。さらに今日四番に座ったフランコがライトへ二塁打! しかしここで福浦が暴走、本塁で余裕のタッチアウト。あちゃー。先制のチャンスを逃す。 その直後の2回表、先頭のカブレラがどでかい一発。滞空時間の長い打球は、高々とライトスタンドへ。先制の20号ソロ。 カブレラのHRって今まで生で見たことなかったけど、飛距離も高さも、どうやったらあんなに飛ぶんだ?ってくらい本当にすごい。 続くフェンナンデスの当たりはショートへ。小坂の前にサード今江がちょっと重なるような形になってしまい、内野安打に。 一死二塁となって中島。きっちりタイムリーで2点目が入る。うぅ、さすがナカジ…。 小野はこのあと大島にも四球を与えるが、柴田を三振に抑え、なんとか2点でしのいだ。 |
![]() 試合開始。 これを撮った時点ではまだ青空が広がっているけど、 20分くらい後には夕焼けが。 見上げたら球場の形にまぁるくぽっかり空が広がっていて、 オレンジ色の空に薄紫の雲が浮かぶ。とてもきれいだった。 |
![]() マリサポさんの希望の星、西岡(手前の背番号7)。 高卒2年目・20歳の若者は、昨秋の来日当時からボビーが目をかけている秘蔵っ子。 6月中旬に一軍登録されて以来、周囲の期待以上の成長と活躍を見せている。 しかしベンチスタートの今日は、まずキャッチボーラーとして登場。 |
![]() ナカジこと中島。 こちらは入団4年目、今年大ブレイクしたライオンズ期待の星。 バットを高く立てて構えるフォームが特徴的。 このフォーム、実際見るとなんか雰囲気あってカッコイイっす。 |
![]() 実際に球場で見たナカジは、思っていたより体が大きかった。 やっぱりプロ野球選手だなぁ。 注目され始めたシーズン当初は「ポスト稼頭央」と呼ばれることが多かったけど もうそんな呼び方も必要ないと思う。 ナカジは他の誰でもなく、中島裕之という一人の選手としてチームに必要な存在になってきた。 |
2点を追う4回裏、マリーンズは先頭の福浦がきれいなレフト前ヒット。フランコもセンター前で一、二塁に。 続く橋本のライトフライで福浦がタッチアップし一死一、三塁。打席には今江。 今江も西岡と同時に一軍昇格し、ここまでチームにフレッシュなパワーをもたらしてきている選手。 期待の若手、ぜひタイムリーを一本! しかし結果はセカンドゴロ。ぎゃー、ゲッツーか!?と思ったが、一塁はかろうじてセーフ。この間に福浦が生還。 二死一塁。ここで七番・井上の打球はライト線へ。 今江が三塁を回る。「行け、行けーっ!」球場中がウオォォォという叫びに包まれる。同点!! 打った井上は三塁へ。塁上でガッツポーズする姿に、大きな拍手と歓声が降り注ぐ。 今江が本塁に帰ってくるまで、気付けば椅子から半分ほど立ち上がって見ていた。 手に汗握る興奮というのはこういう瞬間のことだ。 |
![]() ♪俺らは叫ぶ 打て福浦 声援受けて 打て福浦 勝利をつかめ♪ 生で聞く福浦の応援歌はやっぱり迫力があって 曲が始まるとなんだかドキドキするし、 最後のハモリ部分は聞いていて鳥肌が立ちそうになる。 この日の福浦は4打数3安打(二塁打1本)の猛打賞☆ ちなみにマウンドと打席の間に見える白い筋はボール。 |
![]() 入団3年目の今江。 一つ下の西岡とともに一軍で奮闘中。 近い将来、きっとチームを引っ張る存在になる! 希望も込めて、カヨさんは鼻息荒く推しておきます。 ってマリサポさんたちはきっと皆同じように思ってるよね。 |
![]() この日の今江は打点こそ挙げたものの、4打数ノーヒット。 欲を言えばヒットが見たかった…。 でもこの後、ナイスランでホームに還って来たので それを見られただけでも良しとしよう。 |
同点に追いついたマリーンズ。勝負の行方はこの後どうなる?
→試合は中盤、そして終盤へ