2004夏の遠征記・エピローグ
本編では書ききれなかったあんな話・こんな話をまとめて。

◆都市対抗チケットのこと
 この遠征中、まず最初に驚いたのは、都市対抗のチケットがグレードアップ(笑)していたこと。
 去年までと違い、今年は表面に写真が使われていたんです。 なんでいきなりこんな豪華版になったんでしょうか。
 もし来年もこの形式が続くなら、今度はどんな写真が使われるのかな?

 今年の都市対抗チケット

◆Nice to meet you!
 今回の遠征でも新しい出会いがありました。
 ARIAさん、工場長&総務部長のお二人、るいさん。
 初めてお会いできて嬉しかったです。今回はあまりゆっくりお話できなかったけど、またお会いしましょうね!次はどこの球場かな?(^^)

◆都市対抗・その後
 遠征終了後も、都市対抗はまだまだ熱戦が続きました。
 応援していたJR九州・JT・七十七銀行の快進撃に喜んだり、日生がシダックスにまさかの逆転サヨナラ負けで呆然としたり。
 準決勝の七十七vsホンダ戦では生出くんが登板。矢口・開田との早大OB対決がありました。
 矢口とはちょうど学年入れ替わりだけど、開田とは3年間一緒だったんだよね。 これからもこういう対決、沢山見たいです。
 それから、七十七のスタンドに小河さん専用の応援旗を見つけてかなりビックリ。
 「完全燃焼 20 小河義英」プロの試合で応援団が振ってるような大きな大きな旗です。小河応援団、相変わらずアツすぎ(笑)
 今大会で特に心に残ったのはやっぱりJTと七十七の活躍ですね。願わくば決勝で仙台対決が見たかったけど…。
 決勝は、ホンダと王子製紙の対戦。延長10回、劇的なサヨナラ本塁打で王子製紙が初の栄冠を手にしました。
 黒獅子は高く吼えた。最後まで熱い夏だったと思います。

◆お土産
 色々な方からお土産を頂きました。
 遠征記本文でも触れた、Yちゃんとぴよたまちゃんからの甲子園ストラップ。(後に校名入りペナントももらいました)
 せつないからはお菓子。おいしかったよ♪
 卑弥呼とは、お互いに誕生日プレゼント交換会みたいになってたね(笑)
 そして、ARIAさんからはなんと、大阪の
たこ焼きドラキーホルダーを頂きました。
 皆さん本当にありがとうございました!!
たこ焼きドラ☆



←ARIAさんに頂いた「たこ焼きドラ」。
ドラえもんが、なんとたこ焼きにぃ〜(≧▽≦)
写真では見えにくいけど、実は頭に爪楊枝も刺さってます(爆)
こういう面白可愛いの大好き!
どうもありがとうございます♪





 
◆記憶と音楽
  Yちゃんの家に泊めてもらったときのこと。
 共通の思い出がある曲を一緒に聴きました。
 思えば、その曲のことはこれまで何度も話題に出ていたのに、一緒に聴くのは初めてで。
 それまで色々しゃべっていたんだけど、その曲をかけたときはお互いじっと黙って聴いていました。
 記憶の中に棲む音楽。音楽が呼び起こす記憶と感情。
 例えばもう10年後、もしまた今度この曲を一緒に聴くとしたら――
 そのとき、この曲は私たちの心にどう響くのでしょう。
 
◆今年もドンくんといっしょ
  Yちゃん家のドンとも1年ぶりの再会です。
 覚えてくれてるかな…と不安でしたが、最初に顔を合わせたとき、昨年ほど吠えられることもなかったので嬉しかった(^^)
 初日は私たちのいる部屋に来てくつろいでたし、順調に慣れてきてくれてるかも〜♪
 と調子に乗っていたら、やっぱり吠えられました…
 一度、夜中に背後から「ワン!」と来られたときはさすがに超ビックリした(*_*)
 でもまだまだメゲないよ。ドン、また遊びに行くからね!


◆イキがいいにもほどがある
 本編中でも「イキのいい」写真はお見せしましたが、実は数回、あれを上回るイキの良さの代物を撮ってしまいました(爆)
 デジカメなんでほとんどは即消してたんですが、あまりのへなちょこぶりに自分でちょっと面白くなったので、1枚だけ残してたものを公開します。
 …何これ…?
 えーっと…一見すると画像処理ソフトで加工したもののようですが、何も手は施してません。天然です。
 
イキがいいにもほどがあるだろ私。このブレっぷりは去年以上だ…頑張って精進します…。
 ちなみに、写っているのは大ガスの選手たち。誰もわからないでしょうが(笑)


◆BGM
 この夏の遠征は“音楽”とも結構密接な関わりがあったため、各日の観戦記もそれに合ったBGMを聴きながら作っていました。
 以下は各日の観戦記BGMリスト。(誰の何の役にも立たないというツッコミはナシで)
  8月28日/「誓い」BEGIN
  8月29日・30日/「君が思い出になる前に」「空も飛べるはず」「ロビンソン」「チェリー」「冷たい頬」スピッツ
  8月31日/マリーンズの各種応援歌・チャンステーマ、「白いボールのファンタジー」選手会バージョン、そしてなぜか近鉄のチャンステーマ(笑)
  9月1日/「楓」スピッツ
 これまで何度も耳にして気にも留めなかった「チェリー」の歌詞が、やけに心に残った夏でした。
  
「愛してる」の響きだけで 強くなれる気がしたよ
  ささやかな喜びを つぶれるほど抱きしめて

  いつかまた この場所で 君とめぐり会いたい

◆旅の意味
 「充実した」なんて言葉じゃ表しきれないくらい、中身の濃い旅でした。 いろんなものを見て、感じて。
 私のわがままや無計画性、手際の悪さで迷惑をかけたり、無理をさせてしまった人たち、ごめんなさい。そして付き合ってくれてありがとう。
 会いたい人たちがいること、 そしてこんな私に対しても「会いたい」と言ってくれる人たちがいることは、なんて幸せなことだろうと思いました。
 次はいつかな?
 そんな風に近い未来を思い描くことが、日常生活の中の小さな彩りとパワーの源になるのかもしれません。

◆終わらない夏に
 昔の私は、夏の終わりが嫌いでした。眩しい季節が終わってしまうことが寂しかったんだと思います。
 今となっては、秋も寂しい別れの季節なのであまり好きではありませんが(爆)
 「一つの季節の終わりは、新しい季節を迎えるための始まり」。
 終わりや別れを悲しむばかりじゃなく、ようやく少しずつその考えを受け入れられるようになった自分がいます。
 もちろん、いつまでも好きなチームや選手たちを応援し続けられたら、それが一番幸せなことですが…。
 
 この夏の思い出は、これからずっと私の中に残っていくことでしょう。
 景色、歓声、肌を焦がす日差しや、そよぐ風。雨の音。泣いたことも、笑ったことも。
 「覚えてる」ではなく、「忘れてない」でもなく、体中の感覚の中に鮮明に刻まれて、今もどこかに息づいて。
 大切な記憶は、終わることなく生き続ける。


 あの夏から10年が経ちました。
 あの頃よりもっと、野球が好きです。





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